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自分の器を越える社員は雇えない ~お金をもらってサボる人はいない、アルバイトにボーナスは当たり前~

「自分の器を越える社員は雇えない!」

だからこそ、
社員が真面目に一生懸命働く会社は、

つまりは、社長の器が大きな証だ☆



===========
アルバイトにもボーナスを出すなど、
従業員への待遇が手厚い
“ホワイト企業”で知られる「名代富士そば」。

創業者である
ダイタンホールディングスの丹道夫会長には
「新卒採用は行わない」
「成果主義は絶対にやらない」など、
独自の人材マネジメント術がある。

その根底にある考え方とは?



新卒採用も、引き抜きもしない
社員はアルバイトから採用

富士そばでは新卒採用を行わない。

というのも、
すべては物件ありきだから。
いい物件があれば出店し、
その周辺の人を従業員として募集して雇う。


絶好の場所に出店できるかどうかは、
時の運もある。

だから、決まった時期に
一定のまとまった人員が必要になることはない。


仮に新卒を採用し、
その人たちの仕事を用意するために
出店しなければならなくなれば、
物件を厳選できなくなってしまう。

そのため、物件が出たらそれに応じて
スタッフを雇うけれども、
出なければ雇わないという方針を貫いている。


社員は基本、アルバイトから採用している。

現在、本社に勤務している社員は、
係長も常務も、ほぼ全員が現場経験者だ。

例外なく現場を経験することで、
オペレーションの具体的な内容や動きがわかり、
店舗経営の難しさも現場の従業員の苦労も
理解することができる。


また、
ほとんどが中途採用だから、
よその会社に勤めた経験もある。
前職にはこだわらない。

複数の会社を知っていた方が視野も広く、
他業種では当たり前の仕組みを
富士そばに導入して新しいことを生み出してくれるので、
よその会社を経験した人が多いのは
基本的には良いことだと思う。


ただし、「引き抜き」は良くない。


かつて不動産業をしていた頃、
よその会社から幹部を引き抜いてきたことがあった。

しかし、
「俺は引き抜かれたんだ」
と思って天狗になってしまう人や、
過去の栄光にすがろうとする人が多く、
うまくいかなかった。

このような経験から、
会社の幹部は「引き抜き」よりも
「生え抜き」がいいと思っている。



そばの湯切りにもマニュアルなし
社員は自由に、成果主義は絶対しない

富士そばには、
創業当時から細かいマニュアルはない。

例えば、そばの湯切り。

少しだけ振ってその後しばらく待つ
というやり方もあれば、
素早く振って少しだけ待つというやり方もある。

何回振るかなどの回数も、人それぞれ違う。

結果的においしければ問題ないので、
細かなやり方はスタッフごとに任せている。


他社から来た人に指摘され、
細かなマニュアルを作るかどうか、
議論したこともある。

しかし、最終的には作らずに、
皆の自由に任せよう、という結論になった。


社員にはなるべく自由にやらせて、
個性的に生き生きと働いてほしい。
そうすると、長く続けることができる。


細かい規則や慣習を押し付けられると、
人間はストレスがたまってしまい、長続きしない。

中途採用でもいいから、長く勤務し、
それなりに会社に愛着を持って働いてくれる社員が
大勢いるのが富士そばの強みだ。




富士そばでは、成果主義も絶対に取らない。

あるとき、よその飲食業界から
富士そばに入ってきた従業員に
こんな提案をされたことがあった。

聞けば、以前の会社では各従業員が手がけた
盛り付けや味付けに、
全部ランクを付けて評価していたという。

その結果をもとに、あなたはAランク従業員、
Bランク従業員、Cランク従業員と、
評価していたそうだ。


富士そばでもそのような制度を取り入れたらどうか
と言われたので、
私は即座に「やめた方がいい」と言った。


確かに、ある程度の競争は必要だ。

しかし、人間そのものをランク付けしてしまえば、
Cを付けられた従業員は評価の低さに落ち込み、
Aを付けられた従業員は転落したらどうしよう、
と不安におびえることになる。


競争も重要だが、まずはチームワークありき。


それぞれが得意な分野で力を発揮し、
チームワークで乗り切ればいい、というのが私の考えだ。


湯切りが上手な人もいれば、接客が得意な人もいる。
あるいは、計算が得意な人もいるだろう。

声が小さい人がいるからといって
「お前は挨拶が聞こえない。Cランクだ」
と責める必要はない。

だったら、
声を出さなくてもいい仕事を割り当てればいいだけだ。
誰にでも得手不得手はあるもの。
みんなでかばい合って仕事をすればいい。


私は基本的に、みんな仕事はできると思っている。

できないのは、やり方が悪いだけ。

売り上げが伸びない場合は、
「こうしたらいい」「ああしたらいい」
と相談に乗りながら、アドバイスしている。


工夫すれば、みんなができるようになる。

特別なことは何もない。
その人に合ったやり方を教えてあげればいいだけだ。



お金をもらってサボる人はいない
アルバイトにボーナスは当たり前

1年中、店舗を回っているから、
社員に話しかけるチャンスはたくさんある。

それも、別に意識して話しかけよう
としているわけではない。

小手先の技術を駆使しても、
人間はそううまく動いてくれるものではない。


人間はやはり、お金を出さないと働いてはくれない。

成果に応じて支払うのは誰でもできるが、
成果の出ない人にも同じように払うのは難しい。

しかし、払えば、
その分だけ人は働いてくれるものだ。
基本的に、お金をもらってサボる人はいない。


もちろん、何の成果も求めないわけではない。

例えば富士そばの常務には、
最低でも2年に1棟は
出店先にふさわしい物件を獲得しなければいけない、
という決まりがある。

ただし、このノルマはみんなで合議の上で決めたもの。
常務がそこまで結果を出せないことは考えにくいが、
それでもそういうルールを一応設けているのは、
人間はある程度のノルマがないと、
怠けてしまうものだからだ。


私は人間みんな平等だと考えている。
金持ちも貧乏人も、老人も子どもも、男も女も、
どっちが上でどっちが下ということはない。

だから、アルバイトにも働いた年数に応じて
ボーナスや退職金を出している。


この話をすると、
「アルバイトにまでボーナスを出すのですか?」
と驚かれるが、むしろ、出さない方が驚きだ。

それで、みんなどうやって
やる気を出してくれるのだろうか?


アルバイトにボーナスといっても、
金額的には最高で10万円くらいと、
それほど大きな額ではないし、

社員がボーナスをもらえるのならば、
アルバイトにも出すのは、
むしろ当たり前のことだと思っている。


また、富士そばには、
売り上げが前年比100%以上を達成した店舗すべてに対して、
アルバイトを含めた従業員全員に報奨金を出す制度もある。

店を回る際には必ず、差し入れを持っていく。

それも、めったに食べられないような
おいしい物を持っていくように心がけている。


最近の定番は、京都の和菓子店「仙太郎」のおまんじゅうだ。
行列ができるほどの人気店で、手作りの味がとてもおいしい。




「利益を独り占めしたら終わり」

海外出店も社員の夢のため

利益は独占せず、皆に還元すること――。
これは母に教わったことの1つでもある。

私が生まれてすぐに父が亡くなったため、
芸者をしながら育ててくれた母は、
事業で成功した人や没落した人のことも
たくさん見ていたのだろう。


私が高校3年生のとき、
「何をやってもいいけれど、利益を独り占めしたら、
そこで終わりだよ」と言っていた。

この母の教えを守っているおかげで、
人手不足の時代でも、
富士そばではそれほど採用に困っていない。

人に叱られたり、
悪態をつかれたりしながら働くのは、
誰でも嫌なものだろう。

だから、基本的には叱らないし、
できるだけ従業員のやる気をそぐような
言葉を発しないように心がけている。

ただし、そんな私でも、ごくまれに叱ることはある。

何もやらずにぐだぐだ言っている人、
怠けているくせにお金だけは欲しいという人、
要領だけ良くて楽をしている人。

こういう人がいたら、叱ることにしている。

幸いにして、富士そばでは
そのような社員はほとんどいないから、
最近は叱ることもなくなった。


仕事で失敗をしても、それを理由に叱ることはない。
挑戦してその結果がダメだったのならば、
それは仕方がないことだ。

一生懸命にやっている人は、
失敗から学ぶことができる。

そういう人は成長が遅くても、
やり方が悪くても、最終的には必ず成功できる。


富士そばは現在、海外に16店舗出店している。
海外展開には、あるきっかけがあった。

あるとき、店長から
「僕は将来、どうなるんでしょうか?」
と電話がかかってきた。

毎日、立ち食いそばを作って出しているだけで、
その先の未来が見えなくて、彼は悩んでいた。


そのとき、私はうまく答えられなかった。
そこで考えた。

海外に店を出せば、社員が夢を追うことができる。
英語が話せる人は、海外で働きたいと思うかもしれない。

ならば、儲からなくても、
海外に店を出す意味はあるかもしれない。

国内の人口が減少しているから海外に活路を見いだす、
という企業もあるだろう。

しかし、海外事業はそれほど甘くはない。
日本から材料を運ぶ関係で、
国内では300円で出すそばも、
海外へ持っていくと1000円近くの値段になってしまう。

成功するまでにはまだまだ時間はかかるだろうが、
社員の福利厚生と考えればそれでもいいと思っている。

<<出典元>>https://www.msn.com/ja-jp/money/news/富士そばでは絶対に「成果主義」を採用しない理由/ar-AAGERQ6?ocid=spartanntp#page=2


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