ピンチはチャンスのアパホテル! アパホテルが黒字9億円超! なぜ「1泊2500円」でも儲かるのか
「アパはリーマンショック後の地価下落時に
駅前中心に大量の土地を安く購入し、
そこにホテルを建てる戦略が当たった。
またホテル以外の不動産事業の収益も大きく、
それでグループ連結の黒字を確保できたと見られます」
コロナ禍で苦境に喘ぐホテル業界において、
大手が軒並み赤字に転落するなか、
アパホテルの決算に驚きの声が上がったそうだが、
ただ、振り返ると、
上述のきっかけは、
「耐震偽造問題で金融機関が一括返済を求めた為、
資産売却ぜざるを得なかったのが、“たまたま”
リーマンショック前の高値だったお陰で、
リーマンショック後に安値で市場より購入できた」
そう会長が、先日のテレビ番組で語っていた!
“ピンチがチャンス”となる“運”は何が左右するのか?
とても深い想いになる。。。
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アパグループの2020年11月期連結決算は
売上高904億円(前期比34.1%減)、
経常利益10億900万円(同97%減)と落ち込んだものの、
純損益で9億4900万円の黒字を確保したのだ。
「昨年4月の緊急事態宣言下は、
ホテル稼働率が30%程度まで落ち込む厳しい状況でしたが、
1泊2500円の『コロナに負けるなキャンペーン』を打ち出したことで、
単価は下がったものの6月には稼働率72%まで戻すことができました
(同時期の国内ホテル稼働率は平均24%)。
この企画やテレワークプランで新たな需要を掘り起こし、
自社サイト『アパ直』への誘導で
手数料を削減できたことも大きかった」(アパグループ秘書課)
とはいえ、
1泊2500円で泊めれば赤字が膨らみそうにも思えるが、
どんな“カラクリ”があったのか。
『経済界』編集局長の関慎夫氏が言う。
「アパはリーマンショック後の地価下落時に
駅前中心に大量の土地を安く購入し、
そこにホテルを建てる戦略が当たった。
またホテル以外の不動産事業の収益も大きく、
それでグループ連結の黒字を確保できたと見られます」
アパグループは2021年も新規ホテルの開発を計画通り進め、
24棟5007室の開業を予定しているという。
「ただし、大量出店は諸刃の剣です。
コロナが収束して人の流れが戻れば
さらなる成長が期待できるが、
見込みが外れれば逆に大きな負担となる」(前出・関氏)
アパグループは、
「コロナは長くてもあと1年で収束すると予測しています。
コロナ禍でホテルの売り情報が増えてきていますので、
積極的に取得を検討し、
さらに出店ペースを加速していきたい」(秘書課)
と強気だが、今後も攻勢は続くのか。
※週刊ポスト2021年3月19・26日号
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